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そのこだわりと経験を必要とする医療機関がある。

医師人生の最後は故郷に恩返し(前) 2024年1月26日

一、O先生との出会い
 私とO先生との出会いは、近況伺いで掛けたお電話がきっかけでした。
O先生は数年前にご登録頂いており、今は家庭の事情で別の地域で内科医として勤務しているが、数年の内に、生まれ育った中国地方の故郷に戻り、地元の病院に就職したい、との想いをお持ちでした。

64歳の内科医師。
とにかく長く働きたい。
体への負担を考え、当直無しで日勤帯のみ、ゆとりを持って患者様と向き合える療養型病院での勤務をご希望でした。
お電話でご希望を伺った後、早速求人の選定をし、O先生と面談をする事になりました。
二、いつか地元の医療に貢献したい
 O先生は大学進学で故郷を離れ、そのまま大学のある地域で今までキャリアを歩んでおられました。
地元に戻りたい理由は幾つかあり、一つは高齢のご両親が地元にいらっしゃる事。
また、もう一つは、お祖父様が地元で内科の開業医をされていた過去があり、お祖父様との思い出から、『いつか自分も地元の医療に貢献したいという想いを持っていた』というエピソードを伺いました。

ゆっくりと幼少期を思い出しながらお話されるO先生の目は輝いており、『医師人生の最後は、生まれ育った故郷で祖父のように地域医療をしたい』という、O先生の口から語られる言葉は、力強く、私の心をつき動かしました。
「必ず先生がご活躍出来る病院を私が見つけお連れ致します!」と反射的に宣言しておりました。
それ程、O先生の言葉には強い想いがこもっていました。
三、転職の時期が来る
 いくつか希望に沿った求人を提案したところ、地元から離れていらしたO先生は、地元の求人詳細が把握できた事に大変喜んで頂き、『来年息子が社会人になるので、そのタイミングで願いします』と仰って頂きました。
それ以来、定期的に求人情報をお送りし、O先生のご希望や近況を伺うやり取りが続きました。

約1年位経ったある日、O先生から『いよいよ地元に帰る事が出来そうなので、転職のお手伝いをお願いします。以前、提案頂いた病院に面接を設定頂けますか?』とご連絡を頂きました。
私は早速、病院にアポを取り、面接設定をしました。
四、生まれ故郷への恩返しを
 翌週、療養型病院の面接に臨みました。
面接では、医師になったきっかけである幼少期のエピソードや地元のお話で大いに盛り上がり、先方の理事長、事務長からも好印象で、その場で内定を頂くことができました。
希望していた『当直無し』の勤務体系も叶い、O先生からも「長らく地元を離れていましたが、残りの人生は生まれ育った故郷に医師として恩返しをするつもりです。お世話になりますのでよろしくお願いします」と仰って頂け、双方円満で話を進めることとなりました。

ところが、思いもよらぬことで事態は急変することになったのです。
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