H先生の転職サポートをさせて頂くことになったのは、弊社が運営する転職情報サイト「e-doctor」から、お問い合わせ頂いたのがきっかけでした。

夏の匂いがし始めた７月に入って間もない頃H先生からのお問い合わせがあり、ご挨拶のメールをお送りさせていただいたところからやり取りが始まりました。
H先生の現状や今までのこと、そしてこれから先の医師人生についてどのような環境で勤務したいのか、何を重要視されるのかなど様々なお考えを教えていただきました。

　H先生が希望する勤務環境や今後の医師人生に求めている考えをまとめると下記の通りでした。
① 医師人生の集大成として、地域医療に密着した総合診療医になりたい。
② 出来れば都会でなく、少し田舎の方で小さなクリニックの院長として勤務したい。

　H先生はこれまで泌尿器科を専門として長年病院を中心に勤務されており、外科的処置はもちろん、透析管理、一般内科まで幅広く対応されてきたとのことで、気づけば大部分の症例は診られるようになっていたと仰っていました。
各専門医の様に深くは診断できなくともプライマリとしての対応は可能とのことで、介護に近いことまで日々やっているのである程度のことは一人でこなせると、知識・スキル・経験だけでなく、バイタリティ溢れるH先生の溌溂とした笑顔に、私は必ずH先生に喜んでもらえる医療機関を見つけようと心に誓いました。

　H先生の希望に合った医療機関を探す上で、私はまず過去に他のDrを紹介してお世話になっている法人へ連絡をし、H先生の概要について匿名で提案させていただきました。
すると、法人の採用責任者からは二つ返事で、すぐに面接しようとの前向きな言葉を頂戴することが出来、早々に日程調整という流れとなりました。

実は、当該法人からは系列クリニックの院長のパフォーマンスが良くない為、入れ替えたいとの相談を以前からいただいていた為、公には出ていない完全非公開の院長求人として当に電光石火のスピード提案をさせていただくことができました。